海外ETF(VT)積立投資の実績公開:2020年1月末時点の積立状況(損益は約+255万円)

この記事では、2020年1月末時点のVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)の積立状況を公開します。私と同じく海外ETFを積立投資中の方にとって、この記事がモチベーション維持の助けになれば幸いです。

今回の記事では、『今月はVTを87口積立できた。でも、月末にかけてVTが値下がり。おかげで資産評価額が先月末から約68万円減少した』という内容を書いています。興味があればどうぞ。

2020年1月末時点のVT積立状況

今月は一般NISA口座に87口積立てました。原資は、先月と今月の給与の余剰金と2019年12月分のVTの分配金で、合計約77万円でした。今月の積立の結果、今月末時点でのVTの積立数量は特定口座が3,946口、一般NISA口座は385口、合わせて計4,331口となりました。

予想では3月か4月の時点で一般NISA口座の枠を使い切れる見込みです。3月分の分配金が支払われる前に一般NISA口座枠を使い切るのが理想ですが、ギリギリ間に合わなそうな感触です。

累計積立額は特定口座が約3,263万円のまま変化がなく、一般NISA口座が約314万に増えました。合計は約3,576万円です(以降、四捨五入の関係でグラフと本文とで値が少し異なることがあります)。

特定口座と一般NISA口座と合わせた評価額は、先月末時点で約3,733万円だったのに対し、今月末時点は約3,742万円でした。約77万円分を積立てたにも関わらず、評価額は約9万円しか増えておりません。

これは、私がVTを積立てた後、月末にかけてVTが値下がりしてしまったためです。値下がりの主因が新型コロナウィルスの影響と言われていますので、仕方がないですね。

今月は分配金の支払いはありません。外国税額控除による還付金の振込も来月になる見込みです。

特定口座と一般NISA口座を合わせた損益額は、先月末時点で約+322万円だったのに対し、今月末時点は約+255万円でした。つまり、約68万円資産が減ったということです。

2018年末に評価損が約384万に達した時を思い返せば、まだまだ損益がプラスの状態です。ですので、あまり気にしないように努めたいと思います。

余談

最後に「投資信託が再び気になりだした」という余談です。

私は、個別株から投資信託へ、投資信託から海外ETFへと投資商品を切替えてきた人間です。

基本的に、安全資産は現預金で、リスク資産は株式のバイ&ホールドで、というのが私の方針です。ですので、債券やREITはもちろん金やコモディティが投資対象の商品にも投資する気がありません。株式であっても派生商品には手を出しませんし、もちろんFXは論外です。

株式投資においても、今までの経験から、例えハイリターンを狙える可能性があったとしても個別株に再び手を出す気はありません。特定の銘柄や地域の状況に応じて投資対象の変更判断が必要となる商品はリスクが高いことと同義だと考えているからです。私がVTIではなくVTに投資したい理由も、これと同じ理由です。VTよりもVTIの方が直近の利回りが高くことは承知しているのですが、投資対象が米国のみのVTIに投資する気になれないのです。

ただ、海外ETFと投資信託との選択には悩まされます。私がVTの積立を検討し始めた時点では、長期保有する前提ならば、買付手数料があり、年4回もの分配金の支払いがあったとしても、経費が安い海外ETFの方が優れていると考えていました。しかし、最近の投資信託は、ノーロードで分配金が無配方針の上、信託報酬が海外ETFに迫るほど安くなってきています。おかげで私は再び投資信託が気になり始めています。信託報酬などの経費が海外ETFには及ばなくても、課税を遅らせることができる分配金無配というのは非常に魅力的ですよね。少し自分の考えを整理したいと思います。

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