本家VT積立投資の実績公開:2022年10月28日に36口積立
本家VTの積立報告です。最後に少し余談も書いています。
2022年10月28日付でVTを36口積立。受渡金額は3,006.72 USD。原資は持株会一部売却金。特定口座での積立です。
次回の積立は11月給与が入金するタイミングです。ただし、実家に新型iPad Proを贈る予定ですので、積立額が少なめになるかもしれません。
今回の積立の結果、VT保有数量は以下となりました。
口座 | 保有数量(口) |
---|---|
特定口座 | 5,538 |
一般NISA口座 | 649 |
合計 | 6,187 |
積立後の保有VTの詳細は以下の通りです。
引き続き、『余剰資金は速やかに本家VTの積立投資へ』という方針からブレることなく、また『お金を増やしたいなら他人を信じるな』という言葉を忘れず、愚直に積立投資を続けたいと思います。
余談
余談ですが、「なぜオルカンではなく、本家VTに投資するのですか?」という質問を時々頂きます。オルカンとは投資信託『eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)』のことです。
この質問に対する私の答えは明確です。
私がオルカンではなく本家VTに投資する理由は、できるだけ全世界株式の市場PFに近い商品に投資したいからです。オルカンなどMSCI-ACWI連動商品に比べ、FTSE-GACI連動商品の方が構成銘柄も多く市場カバー率が高いです。このため、より全世界株式の市場PFに近い商品と考えられます。投資効率に劇的な差がないにもかかわらず、敢えて市場PFから乖離が大きい商品に投資することは、蛇足な自己判断と私は考えています(あくまで個人の見解です)。
ちなみに、国内の投資運用会社に不信感がある私は意識的に避けておりますが、FTSE-GACI連動の投資信託が3商品存在します。いわゆる楽天VT『楽天・全世界株式インデックス・ファンド』、雪だるま『SBI・全世界株式インデックス・ファンド』、そしてSBI VT『SBI・V・全世界株式インデックス・ファンド』ですね。
ただし、楽天VTは、今年の夏頃にVTだけでなくVTIとVXUSとの“ちゃんぽん投資”となったらしいです。雪だるまは、今でもVTI、SPDW、SPEMへの分配投資のはずです。シンプルなファンド内構造を好む人には、気になる点ですね。補足ですが、オルカンはMSCI-KOKUSAI連動、MSCI-EM連動、MSCI-JAPAN連動のマザーファンドに分配投資しMSCI-ACWI連動を目指していたはずです。
投資信託名 | SBI VT | 楽天VT | 雪だるま | 【参考】オルカン |
---|---|---|---|---|
連動指数 | FTSE-GACI | FTSE-GACI | FTSE-GACI | MSCI-ACWI |
投資対象 | VTのみ | 三つの米国ETF 1. VT 2. VTI(※1) 3. VXUS(※1) | 三つの米国ETF 1. VTI(※2,3) 約55% 2. SPDW(※3) 約35% 3. SPEM(※3) 約10% | 三つの国内マザーファンド 1. MSCI-KOKUSAI連動 2. MSCI-EM連動 3. MSCI-JAPAN連動 ※ただし詳細不明 |
信託報酬 | 0.1338%程度 | 0.199%程度 | 0.1102%程度 | 0.1144%以内 |
※1 2022年春頃、楽天VTの構成ETFにVTIとVXUSも含めると発表されたようです。
※2 2021年の6~9月頃、雪だるまの米国株連動ETFがSCHBからVTIに変更されたようです。VT、VTI、VXUSの構成銘柄を確認した限り、VTIとVXUSの組み合わせでVTと同一の商品を作ることは原理的に不可能でした。どのようになっているのか気になります。
※3 VTIがCRSP US Total Market Index、SPDWがS&P Developed Ex-U.S. BMI Index、SPEMがS&P Emerging Markets BMIという指数に連動するそうです。ですが、各指数の構成銘柄は構成比を私は理解しきれていません。ただ、普通に考えて、異なる三つの指数に連動するETFを組み合わせて、FTSE-GACIに連動させることが可能なのか、非常に疑問です…。
【参考記事】さといもちゃんの本家VT一本積立投資の方針
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