SBI証券から海外ETF(VT)の2月分の買付手数料がキャッシュバック($33.17)

ご存じの通り、SBI証券も今年からVT(バンガード・トータル・ワールド・ストックETF)を含む9銘柄の米国ETFの買付手数料が無料化されました。将来的には買付時点で手数料が無料になるらしいですが、システム対応完了までは後日キャッシュバックされる運用になっています。

私も3月30日に、2月に積立てたVTの買付手数料がキャッシュバックされました。金額は$33.17。下の画像の摘要が『その他』となっている行です。$33.17は当日の為替レートで約3,600円相当でした。そう考えると買付手数料の無料化は馬鹿にできませんね。

ただ、買付のタイミングからキャッシュバックまで時間差があるためデータ整理する上で不便です。早くシステム対応が完了して欲しいです。

以下は余談です。

数年前は長期で全世界株式のインデックス投資をする場合、同一指数に投資する海外ETF、国内ETF、そして投資信託を比較すると、保有コストが圧倒的に低かった海外ETFが最も有利であるケースがほとんどでした。

ですが、最近はノーロードの投資信託の信託報酬がどんどん下がっています。個々の銘柄の実績を詳細に比較したことはありませんが、少なくとも投資額が小さい場合、既に海外ETFより投資信託の方が有利なケースが多くなっているのではないでしょうか?

本家VTと楽天VTについては過去の記事『積立投資にまわせる金額が大きければ、まだ楽天VTよりも本家VTの方が有利な感触』の例の通り、積立投資にまわせる金額がある程度大きければ、今もまだ海外ETFである本家VTの方が投資効率が高いと認識しています。ですが、いずれ逆転することも十分ありそうです。

世界株式に広く分散投資され地域リスクが小さい『FTSEグローバル・オールキャップ・インデックス』系の商品に魅力を感じ、現在VTの積立投資を続けている私としては、海外ETFの買付手数料無料化は本当にありがたいです。ですが、一方で楽天VTなどの投資信託に対して更に信託報酬を下げる努力をして欲しいと強く思っています。そうすれば、文句なしで海外ETFから投資信託に回帰できますので。

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